2018年8月23日木曜日

iPS細胞から血小板、治験開始

京都大学iPS細胞研究所の江頭浩之教授のグループが、iPS細胞で血小板を作製して治療する方法を、厚生労働省に治験届をしました。

iPS細胞で血小板 再生不良性貧血の患者に投与へ


血小板が減少して出血しやすい「再生不良性貧血」で輸血した時に、拒絶反応の起こるタイプの被験者に実施します。

自身のiPS細胞から作成された血小板を投与します。

パーキンソン病の治療時は他人の拒絶反応の起こしにくい免疫の型を持つヒトの血液細胞から、iPS細胞からドーパミンを作る神経細胞を作製しました。

今回は自身かのiPS細胞とその疾患においてどちらを使うかも重要です。

iPS細胞はどの組織も作り出すことができますので、ますます期待が高まります。

そして病気でお困りの方へ一刻も早く治療ができるようになればなお良いことです。

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